実際のエンジニア新人研修技術課題 07_Java + SQLServer

【07_Java + SQLServer研修】
■プログラム言語による違い(ExcelVBAとJava)
■クラス
■JavaとSQLServerの連携

第一部で学習した「05_ExcelVBA + SQLServer」とほぼ同様の内容を、Javaで開発する研修です。プログラム言語によっての違いを理解してもらうことが目的です。実は、プログラム言語には2つの難しさがあります。

1つ目は、「プログラム言語の書き方的な難しさ」です。例えば、プログラミングでは必須で使用する条件分岐である「if」を使用する時を想像してみてください。

■ExcelVBAであれば、次のようになります。
if (変数 = 1) then
  一致した場合の処理
else
  不一致の場合の処理
end if

■Javaであれば、次のようになります。
if (変数 == 1) {
  一致した場合の処理
} else {
  不一致の場合の処理
}

このように、同じ処理を作りたくても、プログラム言語で書き方やルールが異なります。あるプログラム言語と同じように組んでも、別のプログラム言語だとエラーになってしまうようなことは、よくあります。プログラム言語の使い方やルールを覚えなくてはなりません。これが「プログラム言語の書き方的な難しさ」です。

2つ目は、「アルゴリズム的な難しさ」です。例えば、定期範囲外の駅の改札機を通る時のことを想像してください。Suica、PASMOの残金によって、改札機が開いたり、閉じたりしますね。

その時には、どのようなプログラムが書かれていると思いますか?簡単に考えると、次のようなプログラムの流れが書かれていることでしょう。

【改札を通る時のプログラム】
1.改札機にタッチする
2.残金の確認をする
3.残金が最低金額を上回っている場合、改札機を開く
4.残金が最低金額より低い場合、改札機を閉じる

アルゴリズムはプログラム言語が変わっても、やりたいことが同じであれば同じ流れになります。これが「アルゴリズム的な難しさ」です。アルゴリズムにはパターンがあり、組んで覚えれば覚えるほど、対応力が強くなっていきます。

この研修では、それを実感して欲しいため、あえて「05_ExcelVBA + SQLServer」とほぼ同様の内容にしています。さらにJavaなのでクラスの実装をプラスして、Javaの言語の理解を深めてもらうような内容になっています。

Javaの課題も「05_ExcelVBA + SQLServer」と同様の部分を抜粋しておきますので、実際に組んでみると、プログラム言語の差について実感できますよ。

■07_Java + SQLServer研修課題サンプル

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