前回までで、「ITパスポートの勉強をする前に持っていたほうがよい基本スキル」について書いてきました。今回は最後となる、ITパスポートの勉強部分について、勉強の進め方を記載していきます。
大きくわけて3つあります。1つずつ見ていきます。
■過去問を解き問題と関連する用語を覚える
基本的には過去問を解いて覚えるのが一番いいです。4択問題ではありますが、メインの選択肢だけではなく他の3つの選択肢の用語や内容も覚えておきましょう。用語は覚えれば覚えるほど解ける問題が増えますので有利です。用語の特徴とポイントを覚えましょう。過去問は最低でも直近6回分を行っているとよいですね。日常生活でも覚えてくると出てくる用語もありますので、数を覚えられるにこしたことはありません。
■計算問題の流れやルールを覚える
計算問題は簡単な問題と複雑な問題があります。種類だけで見るとかなりの種類の計算問題があります。流れやルールを覚えれば解ける問題も多いため、問題のパターンを覚えましょう。少しくらいの応用ができるようになるとよいですね。計算問題は意味を理解して解けるようになっていたほうがよいですが、人によって計算の基礎知識は異なりますので、時間の許す範囲でやっておくといいと思います。ITパスポートの次のレベルである基本情報、応用情報でも計算問題は出てきますので、次を狙う人は最初からしっかりと勉強をしておくのもいいですね。
■過去問と実際の試験内容の差を理解し準備する
過去問を100%解けるようになっても、本番の試験問題を解けるとは限りません。全く同じ問題が出題されることは少ないため、過去問を丸暗記するのではなく用語の特徴やポイントを覚えましょう。本番では暗記した内容をもとに、問題文を読解して正解を選んでいきます。出題されやすい用語があるようなので、問題の傾向をつかめるとよいですね。
これらのことを地道に行っていくことで、ITパスポートの合格に近づくことができます。小学生でもITパスポートのロードマップに沿って進めていけば、ITパスポートという国家資格に合格できる可能性は十分あります。子供のやる気やスキルによっては長い時間がかかると思いますし、必ず合格できるとは限りません。本人のやる気と周りのサポートがどれくらいできるかによって、合格への可能性はかわります。少なくとも絶対に無理なことではありません。
中学生、高校生と、年齢が高くなればなるほど、合格はしやすいです。暗記メインになりますので、基準となる知識や理解力と、頑張れる力があれば大丈夫です。
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