前回は「WEBシステムエンジニアの技術ロードマップ08」で、javascriptについて説明しました。今回は3つ目の要素であるcssと、HTML、javascriptの繋がりについて見ていきましょう。
cssはスタイルシートとも呼ばれ、WEBページのデザインを指定するための言語です。<style type=”text/css”>~</style>までの部分がcssです。
画面の文字のサイズが20pt、太字、赤文字で表示されています。パソコンで表示した時、iPadで表示した時、スマホで表示した時など、端末の画面サイズによってページを収縮するような設定(レスポンシブ対応)もcssで可能です。
今回で、WEBページを表示するための3つの構成である、HTML、javascript、csssの3つ構成の説明が完了しました。HTMLで定義した静的な画面に、javascriptで動的な動きを追加し、cssで文字の色を変更してみました。
まとめると、次のようになります。
■HTML = 静的な画面を表示する
■javascript = HTMLの画面に動的な動きを追加する
■css = HTMLの画面のデザインを変更する
それぞれの役割を覚えておくと、わかりやすいですね。
次回は、「WEBシステムエンジニアの技術ロードマップ」の最後の説明です。今までの流れをすべてつなげて、全体像を説明します。