パソコン × 国語

前回は「パソコン × 学校教育」について書きました。今回は具体的に、どのような形でパソコン操作と学校教育とを掛け合わせて学習していくかということをお話ししていきます。まずは「国語」についてです。

子供に、パソコン操作も覚えさせたいけど、同時にいろいろな漢字を覚えたり、用語の意味を知ってもらいたかったりと、思ったことはありませんか?

私は、自分の子供には、ひらがな、カタカナ、数字、漢字、ローマ字、英単語を早くから読めるようになって欲しいと思っていました。ひらがな、カタカナ、数字、アルファベットについては、3、4歳から教えていました。毎日60分程度繰り返して教えていると結構早く覚えます。

テレビ、本、インターネット、ゲームなど、文字というのは日常生活で溢れています。早くから読めるものが増えてくると、いろいろな場面で理解できることが増え、知りたいということも増えてくると思いました。

実際に、アニメで鬼滅の刃、呪術廻戦、ワールドトリガーを見ている時にも、タイトルで読めるけどわからない用語があれば質問をしてくるし、自然に読めて意味を理解できているので話も伝わりやすいようです。わからない用語が多すぎると疑問にも思わない、思えないのかもしれませんが、一部わからないくらいであれば「知りたい」となるものです。

私は、ITエンジニアとして働いてはいますが、パソコンというものは、どの業界でも使えると思っています。学校在籍中にも使えると、役立つ場面が結構あると思います。子供が将来どんな職業に就くにしろ、パソコンのスキルも早くから習得して欲しいと思っていました。

ここで考えたのが、「パソコンの操作をしつつ、漢字や用語の意味といった国語的な要素を同時に教えることはできないのかな?」ということでした。実践をしたところ、思った通りパソコンも国語も勉強ができました。どのように教えたかというと、次のような資料をExcelで作成し入力させるようにしました。資料は電子ファイルではなく、印刷をして紙で渡します。

※赤字の部分はブログ説明用の記載です。

印刷した紙を参考に、Excelで白紙から資料を作っていきます。 漢字の部分は子供が読めない漢字や苦手な漢字を記載しておき 、読めない漢字はインターネットを使って調べるようにして、自分で調べる癖をつけるようにします。ゼロからExcel資料を作成することに慣れてもらいたいので、資料にはExcelの機能を使用するエリアも準備します。例えば、漢字の問題数を数える機能や、空欄の数を数える機能などのエリアを作ります。こういった部分を一緒にExcelを操作しながら教えていきます。漢字を読んでローマ字で打つことによって、ひらがな、漢字、ローマ字、キーボード入力の練習になります。漢字を書けるようになるには、ノートで練習をしなければ厳しいと思います。もし、読むだけではなく書けるようにもなってほしいと思っている場合は、ノートに書いて練習をさせてあげてください。

cocoteraでは、こういった資料を小学校で習う1~6年の漢字を使って作成しています。1つの資料に対して用語数を調整し、いろいろなデザイン、Excel機能を使った資料を準備しました。パソコン操作だけの勉強ではなく、パソコンの勉強をしつつ国語の勉強もできるような仕組みにしています。逆に国語の勉強だけではなく、パソコン操作も勉強できるようになることが狙いです。

これが「パソコン × 国語」の例です。

パソコンを使ってリモートで国語の授業を受けることはあると思いますが、それは国語の授業のためにパソコンを使っているだけです。9.9割国語の授業がメインです。cocoteraでは「パソコンの勉強」と「国語の勉強」を同時にすることを目指しています。

小学校でもプログラミング教育の義務化が始まりましたが、2021年度は中学校でもプログラミング教育の義務化が始まっていきます。早くからパソコン操作に慣れ、多くの漢字が読め、用語の意味がわかるといったようになると、成長する過程で非常に楽になります。漢字や用語は知っていて損することはありませんので、パソコンの勉強と上手く併用できるといいですね

次回は、「パソコン × 英語」も同様に資料がありますので、紹介したいと思います。

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