システムの種類と技術ロードマップ

前回は「システムが使用される範囲」についての記載をしました。
今回は、ITエンジニアが開発するシステムの種類や必要な技術について書いていきます。

ITエンジニアと一口に言っても、ITエンジニアが開発するシステムには種類があります。会社やプロジェクトによって定義や呼び方はいろいろなので、イメージ的な感じでとらえてください。

■WEBシステム
InternetExproler、chrome、safariといったブラウザで見られるシステム。インターネットで検索して表示されるショッピングサイトや御見積申込をするサイトなど。

■クライアントアプリ
WindowsPCを購入した時に最初からインストールされている電卓やメモ帳といったソフトウェアなど、自分のPC内で動くプログラムのこと。Excelを使用したプログラムなども当てはまることはある。

組込系システム
PASMO、Suicaといった何かの製品に組み込まれるプログラム。ATMやカーナビなども組込系システムにあたる。

■基幹系システム
COBOLやPL1といったホスト系システム。銀行や大手企業の基幹システムとして存在していることが多い。

■データベースシステム
データベースとはデータを登録、編集、削除をして、データを格納するためのソフトウェア。データベースでもストアドプロシージャというプログラムを組むことができ、ストアドプロシージャを中心にしたシステム。

■スマホアプリ
スマホで動作するソフトウェアなど。

■AI
有名な将棋、囲碁のプログラムなど。人間が行う判断をプログラムが行う。

このようなシステムの種類の中から、WEBシステムを開発できるようになるために必要な技術ロードマップについて説明をしていきたいと思います。WEBシステム開発は私としては難易度が高く、クライアントアプリ、データベース、WEBサーバ設定といった技術を習得しなければなりません。WEBシステム開発ができるようになると、ITエンジニアとして必要なスキルの幅広い土台を作ることができます。

次に、WEBシステムを開発するWEBシステムエンジニアになるために必要な技術のロードマップを見ていきましょう。全体図がこちらです。

???となっている部分が、ITスキル1つ1つの部品です。これらを習得していくことで、最終的にWEBシステムエンジニアとしての入口に到達するという流れとなります。

次回から、???を1つずつめくりながらロードマップの内容をご紹介していきます。

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