子供がプログラミングを学習する前に準備するべき英単語力

自分の子供にプログラミングを教えるにはどうすればよいか?」と、考えたことはありませんか?

プログラミング教育の義務化が段階的に始まっている」で書きましたが、2020年度に小学生でのプログラミング教育が義務化され、2021年度は中学校、2022年度は高校と、これからは学校でもどんどんパソコン操作を使うようになっていく流れが始まっています。私の時代は一太郎でフロッピーディスクでしたけど、今はExcelも主流です。

例えば、文部科学省が公開している、中学生情報授業の学習指導要領の一部を抜粋した内容がこちらです。

ちょっと衝撃ですよね。
IT業界の人間ではない方にとっては、チンプンカンプンな内容だと思います。ですが中学の技術の授業では実際、今後こういった教材を使用して学習させていく流れになるのかと思います。実際に学校で授業が行われる場合は、学習指導要領のどこが使われるかわかりませんが、HTML、javascript、データベース操作…といったものを使用する可能性もあるということです。

そうなってくると、子供にはなるべく早いうちからパソコン操作に慣れてもらうに越したことはありません。では、何から教えるのが有効でしょうか。いきなりプログラミングやデータベースを子供に学ばせようとしても、抵抗を感じてしまうと思います。教えても理解ができなかったり、覚えが悪かったりして、「今はまだ無理か・・・」となってしまうこともあると思います。

そんな時は、学習方法を工夫しましょう。
例えば、プログラミングやデータベースを教える時、沢山の情報を一気に与えてしまうから「難しい」となってしまいます。大人に教えるようにプログラミングやデータベースを教えてしまうと、そもそも子供は次のようなことがわかりません
■英単語の意味
■英単語のスペル

英語はできなくてもよいのですが、英語のスペルや意味を覚えなければならないことにプラスして、プログラムやデータベースの使い方も覚えなければなりません。これでは「難しい」となってしまう子供のほうが多いと思います。

cocoteraでは、特定のプログラムやデータベースを教える時に、プログラムやデータベースで使用されやすい英単語を資料化しています。プログラムやデータベースの勉強を始める前に、まずは英単語について学習することで難易度を下げて学習を進められるような施策をしています。

プログラムやデータベースで使用される英単語は、実際の英単語とは意味が異なることもありますが、英語の勉強ではなくプログラムやデータベースの勉強なので、プログラムやデータベースの意味に合わせて記載をしています。同じような意味の英単語のも多いですけどね。英単語の意味を完全に覚えられなくても、スペルが打ててなんとなく思い出せるレベルでも十分です。それができるだけでも、難易度が一気に下がります。誰かに何かを教える時は、その人の視点に立って考えることが大切です。

次回以降、どのような資料なのか、プログラムやデータベースで使用される英単語の記事を書いていきます。

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