WEBシステムエンジニアの技術ロードマップ01

前回は「システムの種類と技術ロードマップ」について書きました。
今回は、WEBシステムエンジニアの技術ロードマップの最初の部分を見ていきましょう。全体概要を把握することを目的にしているため、1つ1つの用語の詳細は説明しません。

まずはパソコン操作とフリーソフトです。一定規模以上の開発では必ず必要となってくる内容です。これを見ただけで知っていると思う人もいるのではないでしょうか。

それではパソコン基礎知識として、あげている項目を説明していきます。

【パソコン基礎知識】
■パソコン操作
フォルダ操作、ファイル操作、キーボード入力、インターネットといった基本操作。

■拡張子
ファイルの種類を表す目印。
.xlsx ⇒ Excelファイル
.jpeg、.png ⇒ 画像ファイル
.mp3 ⇒ 音声ファイル
.txt ⇒ テキストファイル
.csv ⇒ カンマ区切りのテキストファイル

■テキスト操作
メモ帳やsakuraエディタといった、文字だけのファイル。
拡張子は.txtや.csv。

■圧縮・解凍
ファイルをまとめて1つのファイルにすること、拡張子によってはファイルサイズも小さくなる ⇒ 圧縮
圧縮されたファイルをもとに戻すこと ⇒ 解凍
圧縮・解凍をしない場合、
ファイルサイズが大きいとメールで送るのに時間が掛かったり、
複数ファイルを何度も添付したりと手間が掛かる。

■コマンドプロンプト
アイコンをダブルクリックしてパソコンを操作することをGUI(Graphical User Interface)と呼ぶ。
コマンドでパソコンを操作することをCUI(Character User Interface)と呼ぶ。
コマンドプロンプトを使うとCUIでパソコンを操作することができる。
操作を間違えるとパソコン内のファイルを削除してしまうこともあるため、注意が必要。

次にフリーソフトです。フリーソフトとは、一定の使い方だったら無償で利用をしてよいソフトウェアのことです。
個人で使うのは自由ですが、仕事で使う場合は料金がかかるといったものもありますし、もっとよい機能を使いたい場合は料金がかかるといったものもあります。

比較ソフト
WinMargeといったファイルを比較できるソフトウェア。
このように、2つのファイルの差分を比較することができる。

■ビデオ会議ソフト
コロナの影響で一気に需要が高まったビデオ会議ができるソフトウェア。
Zoomやmeetといったものがある。
IT業界はリモート業務が増えてきているため、ビデオ会議ソフトは使えたほうがよい。

■バージョン管理ソフト
githubやsubversionといった、ファイルの履歴を管理できるソフトウェア。
開発を進めて行く際に、誰が、いつ、どのように変更したのかを管理できる。
障害が発生した時などに、いつの変更が影響をしたかなど、追跡にも役立つ。

■エディタソフト
Windowsにはメモ帳が最初から入っているが、エディタソフトごとに使いやすさがある。
sakuraエディタ、terapadなど、沢山の種類がある。
人によって好みが大きくわかれる。

フリーソフトは数多く存在しています。
ウイルスが混入されている場合もあるので、多くのプロジェクトでは勝手にインストールをしてはなりません。
個人で使う分には便利なフリーソフトは沢山ありますし、仕事に役立つフリーソフトも沢山あります。
安全で便利なことを証明できればプロジェクトに導入をしてくれる場合もありますので、多くのことを知っていると役立ちます。

これらのパソコン基礎知識をベースに、次の段階に進んでいきましょう。

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