ITパスポート(iパス)取得に必要なスキルロードマップと取得を目指す適正年齢②

前回は、「勉強を始めるための最低限のスキル」として、漢字の観点を書きました。今回は、計算の観点について考えていきます。

■「勉強を始めるための最低限のスキル」
2つ目は計算の観点です。
計算については加減乗除は当たり前にできないと、計算問題は基本的に捨てることになります。3~5桁くらいの加減乗除は当たり前にできないと厳しいです。通信速度の計算では、8桁の割り算とかでてきます。割合の問題も多いため、パーセントや割合については事前に理解しておきたいですね。普段の会話でも正解率を聞くために「今日は何%できた?」みたいなやり取りは多く発生します。


前提条件が多い複雑な問題は、
小学生の場合は捨てます。
中学生でも厳しいかもしれません。
高校生ならいけるかもしれません。
といった感じです。複雑な問題はそんなに数が出題されないので取捨選択が必要です。

計算問題は合格のみを目指すか、理解も含めて合格したいかでかわります。合格だけを目指すのではなく、ちゃんといろいろ理解してスキルを高めたくて試験を受ける人は、時間をかけて理解したほうがよいと思います。

何度か受けるつもりなのであれば、計算問題は捨ててもいいかもしれません。100問中10問も出題されないこともあるようなので、暗記系で点数が取れれば合格は目指せます。計算が苦手な人は捨てるのも1つの方法です。高校によっては数学の階乗を習っていない学校もあるようなので、大人でも計算問題を捨てている人が結構います

計算的な観点で言えば、小学6年生くらいのスキルが最低限の目安です。当たり前に加減乗除ができて割合が出来れば一定の問題はやり方を覚えれば、勉強を始められます。iパス合格だけを目指すとして、複雑な計算問題は捨てる前提としています。「もし、こうだったら?」みたいな考えも必要です。子供でも「もし、こうだったら?」は、考えることができます。日常生活から考えられるように、普段の会話や出来事から考える癖をつけるとよいと思います。

勉強を始めるという意味では、計算問題の観点として高いスキルは求めません。例えば、小学6年生くらいの基礎能力があれば、次のような問題は解けるようになります。
・2進数
・16進数
・容量計算
・速度計算
・損益計算書
・データベース
・クリティカルパス

他にも解けるようになる計算は沢山ありますので、基礎的な計算能力があれば、ある程度はできるようになります。

次回は、用語についての観点を記載していきます。

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