ITパスポート(iパス)取得に必要なスキルロードマップと取得を目指す適正年齢③

前回は、「勉強を始めるための最低限のスキル」として、計算の観点を書きました。今回は、用語の観点について考えていきます。

■「勉強を始めるための最低限のスキル」
3つ目は用語の観点です。

ここで言う用語は、例えば、IoTやRPAといった用語のことです。用語については知っているほど有利です。問題として出題されるかもしれませんし、選択肢から知っている用語を外せるかもしれません。ダイ坊は過去問を2,000問ほど覚えましたので、1,000用語以上?覚えました。多すぎて数えていませんが、もっと覚えたかもしれません。

用語がわからないと問題を理解することができません。twitterでも書きましたが、過去問をそのまま覚えても本番では違う表現で出題されるので、丸暗記は通用しないことがわかりました。用語の使用例が選択肢に書かれていて、用語の使いどころを問われることもあります。ITパスポートでは、短時間で文章を理解する読解力が問われます。120分で100問を解くので、のんびりしている時間はありません。わからない用語が出てきても、前後の文章からなんとなく意味を考えて理解をしなければなりません。前後の文章から意味を考えるためには、想像する力が必要です。想像するには経験が必要になります。いろいろな表現の書き方がされているので、語彙力がないと厳しいです。語彙力が少ないと表現が少し違うだけで、わからなくなってしまいます。結果、読解できずに間違えてしまうといったことがおきます。

用語的な観点で言えば、高校3年生くらいの知識が最低限の目安です。難しい用語が沢山ありますが、だいたいの問題文は理解できると思いますので、知らない部分を調べれば勉強が進められると思います。経験も積んでいるだろうから想像もしやすいと思います。私も19歳の頃に初級システムアドミニストレータという、今のITパスポートと同様の資格を取得しました。ITパスポートの用語はもちろん知りませんでしたが、参考書や過去問を解くのに漢字や読解で苦労することはありませんでした。

ITパスポートは用語問題がメインで出題されます。どれくらい用語の特徴をつかんで暗記をし、試験本番で文章を読み解いて正解を選べると合格率があがります。

用語の特徴などを動画で確認したい場合は、cocoteraのYouTubeにアップロードしてあります。参考書などの文章だけだとわかりづらい人は、ご参照ください。
■小学生から始められるITパスポート用語集

「勉強を始めるための最低限のスキル」はこのような感じです。総合的に考えると、早くても中学3年生くらいから始めるのがスムーズにITパスポートの勉強を進められると思います。

次回は、持っていたほうが良いスキルについて記載していきます。

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